平成27年度青松同窓会総会・懇親会報告

平成27年6月27日(土)、天王寺都ホテルにて、平成27年度青松同窓会総会・懇親会が開催されました。

同窓会総会は、17時15分から「竜田の間」で行われ、平成26年度事業報告及び会計報告、平成27年度事業計画案、予算案が提案され承認されました。なお、総会に先立ち、これまでに亡くなられた会員方々のご冥福をお祈りし、参加者全員で黙祷をささげました。

総会を取り仕切る役員の皆さん

総会に参加する会員の皆さん

18時からは会場を「吉野の西の間」に移して懇親会が始まりました。今年は恩師14名をお迎えし、146人の同窓生と合わせ160人と多くの参加者でにぎわいました。
司会の前坊豊仁・河村章代(中37・高31期)のお二人のアナウンスでスタートした懇親会。初めに青松同窓会・堀 正二会長の挨拶、続いて同窓会に来賓としてご参加くださった14名の恩師の先生方の紹介があり、お一人ずつ立ってご挨拶されました。
中には教え子の声援に手を振って応えるという、笑顔のあふれる場面もあり、皆が懐かしそうに、先生方のお元気な声を聴き、お顔を拝見しました。
<ご出席いただいた恩師の皆さま>
保田 喬先生  矢田節彦先生 中谷宗弘先生 上野久男先生 辻 退一先生 風間建夫先生 井野口弘治先生 東元邦夫先生 西谷泉先生 藤田幸久先生 岡博昭先生 赤松喜久先生  井上広文先生 金井友厚先生
続いて附中校長・附高校舎主任の赤松喜久先生から、母校を代表してご挨拶を頂戴しました。
また、今年度新しく卒業生から初めて、附高副校長に就任された井上広文(高21期)先生より挨拶を頂戴しました。
先生は、附属の教育と伝統を誇りに思い、その将来に関われるのが大変嬉しい。そしてどこにも勝る各分野のトップの方々がネットワークで繋がる、青松同窓会の皆さんのお力を、今後お借りしたいと仰っておられました。

その後は「病院の外へ出る医療活動」と題して済生会千里病院 千里救命救急センター・センター長の甲斐達朗さん(中17・高11期)にミニ講演をしていただきました。 ドクターカーで病院の外の現場へ行き重傷な患者の医療活動に当たったりと、救急医療の最前線で活躍する傍ら、国内外の災害医療救急活動にも従事してこられた甲斐さんは、阪神淡路大震災や東日本大震災、インド洋大津波災害、ハイチ大地震など様々な災害で医療活動を行い、その功績に対しJICA、大阪府知事、厚生労働大臣などから表彰を受けておられます。それらの様々な活動や救急医療の現状についてのお話しに皆さんじっと耳を傾けられていました。
続いて、シンガーソングライターのMayu Wakisaka (脇阪真由さん 中47・高41期)のミニライブで会場は盛り上がりました。京都大学法学部在学中から音楽活動を始め、さらに大阪市立大学ロースクールに進学した脇阪さんは、その聡明さに加え、音楽の才能、そしてチャーミングな容姿と、人の心を掴んで離しません。海外でも数々の作品が高く評価され、アメリカ、イギリス、シンガポール、韓国などでも公演やCDのリリースを果たされています。
そして、副会長の里村裕さん(中14.高8期)の発声で乾杯ののち、会場は一斉に語らいと笑顔の満ちた懇親の場に。恩師を囲んで、また同期や先輩後輩と沢山の懐かしい話に花が咲きました。
懇親会の締めくくりには、附中・高校歌、附中・高応援歌を参加者全員が大きな声で歌い、最後に本年幹事期の代表から来年の幹事期(附中卒業期の末尾が「8」の期)への引継ぎセレモニーが行われました。

楽しい時間はあっという間に終わり、青松同窓会・藤井清和副会長による閉会の挨拶と「一本締め」で、今年も懇親会はなごやかにお開きとなりました。
幹事期の皆さん、受付を担当された新卒期の皆さん、お疲れ様でした。また来年もたくさんの恩師の先生方、同窓生のご参加をお待ちしております。

開会のあいさつをする堀正二・青松同窓会会長

母校を代表してあいさつをされる附属中学校校長・高校校舎主任の赤松喜久先生

就任のあいさつをする井上広文附高副校長

甲斐達朗さんミニ講演の様子

司会の前坊豊仁さん、河村章代さん(中37・高31期)

Mayu Wakisaka(脇阪真由さん)のミニライブ

校歌を歌う新卒者の皆さん

井上附高副校長と同期の皆さん

たくさん集まった幹事期の中37・高31期の皆さんと先生方

来年の幹事期(附中卒業期の末尾が「8」の期)への引継ぎセレモニー