平成26年度青松同窓会総会・懇親会報告

平成26年6月21日(土)、天王寺都ホテルにて、平成26年度青松同窓会総会・懇親会が開催されました。

同窓会総会は、17時15分から「竜田の間」で行われ、平成25年度事業報告及び会計報告、平成26年度事業計画案、予算案が提案され承認されました。なお、総会に先立ち、これまでに亡くなられた会員方々のご冥福をお祈りし、参加者で黙祷をささげました。

18時からは会場を「吉野の間(東)」に移して懇親会が始まりました。今年は恩師18名をお迎えし、139人の同窓生と合わせ157人と多くの参加者でにぎわいました。
司会の高橋禎人・浜口輝美(中36・高30期)のお二人のアナウンスでスタートした懇親会。全員で附中校歌を歌ったあと、青松同窓会・堀 正二会長の挨拶があり、続いて附中校長・附高校舎主任の赤松喜久先生から、母校を代表してご挨拶を頂戴しました。
続いて同窓会に来賓としてご参加くださった18名の恩師の先生方の紹介があり、皆が懐かしそうに、先生方のお元気な声を聴き、お顔を拝見しました。

<ご出席いただいた恩師の皆さま>
安井 司先生 保田 喬先生  矢田節彦先生 中谷宗弘先生 浅野浅春先生 辻 退一先生 風間建夫先生 藤村克子先生 成田五穂子先生 東元邦夫先生 場本 功先生 乾 東雄先生 中西一彦先生 西谷 泉先生 藤田幸久先生 赤松喜久先生 岡 博昭先生 金井友厚先生

それに続き、各分野で活躍されている卒業生の方からのメッセージが会場で披露されました。
最初は、最高裁長官に就任された寺田逸郎さん(中14期)から頂戴したメッセージを、同期(中14・高8期)の里村裕さんが読み上げて紹介しました。
寺田さんからは、ご自身の仕事である裁判で中核的な位置を占める、「決める」ということについて、また生きていく上で誰もが日々直面する「決める」ということに対してどういう風に判断していくべきか、という示唆に富んだメッセージを頂戴しました。
次は、女性として初めて県警本部長に就任された(岩手県警)の田中俊恵さん(中32・高26期)から頂戴したメッセージを、同期の櫛田奈津子さんが紹介しました。
岩手県警本部長として着任してはや10か月、東日本大震災から3年余りが経ち、ようやく復旧・復興関連の工事も本格化し始めましたが、まだまだ東北では多くの方が先の見えない生活をされており、「どうか被災地のことを忘れずに、これからもご支援をお続けください」というお願いと、附属と同じ「質実剛健」気質の、まじめでたくましい多くの職員たちとともに、岩手の治安を守るために取り組んでいきたい、という抱負が語られました。

続いて、当日母校での「天附連公開セミナー」で講師をされた文部科学省・大臣官房総務課専門官の河村裕美さん(中41・高35期)に 「真のグローバル人材を育成する教育」と題したミニ講演をお願いしました。河村さんは初等中等教育局・国際教育課課長補佐を併任されており、ご担当されている「スーパー・グローバル・ハイスクール」の取り組みなどをわかりやすく解説してくださいました。

幹事期の中岡大吉さん(中6期)の発声で乾杯ののち、会場は一斉に語らいと笑顔の満ちた懇親の場に。恩師を囲んで懐かしい話に花が咲きました。
会の締めくくりに、附高校歌、附高応援歌の歌唱指導が行われました。全員に楽譜と歌詞が配られ、校歌の作曲者である塩見直子(中27・高21期)さんのピアノ伴奏に合わせて、松野直子さん、植田泰史さん(ともに中26・高20期)が校歌、応援歌をそれぞれリードして、参加者全員が大きな声で歌いました!
最後に本年幹事期の代表から来年の幹事期(附中卒業期の末尾が「7」の期)への引継ぎセレモニーが行われました。

楽しい時間はあっという間に終わり、青松同窓会・藤井清和副会長による「一本締め」が決まって、今年も懇親会はなごやかにお開きとなりました。
幹事期の皆さん、受付を担当された新卒期の皆さん、お疲れ様でした。また来年もたくさんの恩師の先生方、同窓生のご参加をお待ちしております。

懇親会で開会あいさつをする堀正二・青松同窓会会長

母校の近況についてお話しされた 附属中学校校長・高校校舎主任の 赤松喜久先生

ミニ講演は河村裕美さん(中41・高35期)

乾杯の発声をする関岡大吉さん(中6期)

司会の高橋禎人さん、浜口輝美さん(中36・高30期)

安井司先生、辻退一先生を囲んで、堀会長と同窓生の皆さん

校歌指導のレクチャーを受け、歌う同窓生の皆さん

附中・附高応援歌を熱く歌う同窓生の皆さん

たくさん集まった幹事期の中36・高30期の皆さんと先生方

来年の幹事期(附中卒業期の末尾が「7」の期)への引継ぎ