平成28年度青松同窓会総会・懇親会報告

平成28年6月18日(土)、天王寺都ホテルにて、平成28年度青松同窓会総会・懇親会が開催されました。
同窓会総会は、17時15分から五階の「竜田の間」で行われ、平成27年度事業報告及び会計報告、平成28年度事業計画案、予算案が提案され承認されました。なお、総会に先立ち、これまでに亡くなられた会員方々のご冥福をお祈りし、参加者で黙祷をささげました。
18時からは会場を六階の「吉野の間(東)」に移して懇親会が始まりました。今年は恩師13名をお迎えし、この春新卒の21名を含む同窓生と合わせ174名と多くの参加者でにぎわいました。
今年の懇親会の司会は山田尚弘さん(中48・高42期)・上甲ハツ子さん(中28・高22期)、お二人の開会宣言の声も高らかに懇親会がスタートしました。初めに青松同窓会・堀 正二会長の挨拶、続いてご来賓としてご参加くださった恩師の先生方の紹介がありました。ご来賓代表として附中校長・附高校舎主任の赤松喜久先生より、ご挨拶を頂戴しました。
メインのアトラクションとなる本年度のミニ講演会は 附属天王寺のSSH研究開発プログラム「科学のもり」・「国際化学オリンピック」と題して、昨年第二期目の指定を文部科学省からうけた母校のスーパーサイエンスハイスクールへの取り組み、そして毎年7月に開催され、世界中の約80か国から、それぞれの国の代表の高校生約300人(日本からは毎年国を代表して4名)が参加する、国際化学オリンピック・国際大会に日本の代表として選ばれ、金、銀メダルを獲得した、澁谷亮太さん(中61・高55期)岡本浩一さん(中62・高56期)松本陽行さん(中64・高58期)の三人が指導教官の森中敏行先生を囲みパネルディスカッション形式で行われました。
ノーベル賞を受賞された山中伸弥さんを初めとし、長年にわたる母校、附属天王寺での取り組み、指導が国際的に通用する人材を多く育てているという事を参加者は改めて感じました。
食い入るように、皆がミニ講演を聞いた後は、中川基男さん(中8・高2期)の乾杯の掛け声とともに、会場は歓談、会食の時間となり、皆が大いに語らい、恩師や友を懐かしみ、笑顔の満ちあふれる懇親の場になりました。
そして本年幹事期の代表から次年度(附中卒業期の末尾が8の付く期)の幹事代表へたすきを引き継ぐセレモニーも終わり、附中校歌、附高校歌、応援歌を、参加者全員で大合唱しました。
楽しい時間はあっという間に終わり、青松同窓会・藤井清和副会長による閉会の挨拶と最後の「一本締め」が決まって、今年も懇親会はお開きとなりました。幹事期の皆さん、受付を担当された新卒期の皆さん、お疲れ様でした。また来年もたくさんの恩師の先生方、同窓生のご参加をお待ちしております。