「この誇りを次世代に」募金のお願い
われらの母校、附属天王寺中学校は昨年創立70周年、附属高等学校天王寺校舎は創立60周年を迎えました。これまで、1万2000名を超える卒業生を輩出し、その中から、国務大臣、最高裁判所長官の他、芥川賞作家・日本芸術院会員等日本のトップリーダーが生まれています。山中伸弥氏(中29期・高23期)のノーベル賞受賞はその極みと言えますが、科学界のみならず、産官学民の各界にも実に多くの逸材が輩出していることは同窓会にとりましてもこれに勝る喜びはありません。この伝統はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として国際化学オリンピックで次々とメダリストが生み出されていることにも引き継がれています。この輝かしい伝統と誇りを次世代に引き継ぐために、私たち同窓会ももっと母校を支援しようではありませんか。
母校の発展には優秀な生徒たち、素晴らしい教育陣のみならず、学び舎としての教育環境の充実が欠かせません。しかし、これまで教育環境の整備については、必ずしも十分ではありませんでした。校舎の耐震基準は問題ありませんが、クラブ部室棟はプレハブ作りで老朽化が著しく耐震基準も満たしていません。一刻も早く整備が必要な状況です。今回、教育後援会の資金を充当して建設計画が進められていますが、工事費の高騰も著しく資金面で充分ではなく、同窓会としてもこれを支援したいと考えています。青松同窓会会員の募金活動にご協力をお願いする次第です。今回、大阪教育大学も附属学校支援のための「特定基金」を設置し、ご寄付に対して税控除が可能な制度を導入して頂くことができました。この「特定基金」には終了期限はありませんが、3年後の青松同窓会70周年の記念事業として、これから2年間の募金活動を重点的に行いたいと考えております。「この誇りを次世代に」をキャッチフレーズとして募金活動を進めて参ります。青松同窓会会員の皆様のご協力をお願い申しあげます。
青松同窓会 会長 堀 正 二
青松同窓会70周年記念寄付事業をご理解頂くために、以下の資料(PDF形式)もご一読ください。